元の水槽に戻したところ薬浴水槽では群れをつくって泳いでいた名残なのかいまだに時々群れで泳いでいます。右側の色が薄いゼブラがボス,その後ろにいるのがラビドクロミス・カエルレウスの中でのカエルレウスのボスです。写真左下の小さなカエルレウスが水槽内で一番弱い個体ですが,アヌビアスの茂みやこいつしか入れない流木の穴に入り込んでいるので特にケガを負うことなく生きています。こいつを追い回すのは,ゼブラの縄張りに入り込まない限り同じカエルレウスだけなので,他のカエルレウスがこいつを追いかけてる途中でゼブラの縄張りに入ってしまい逆にゼブラに追われる立場になってしまうという不思議なバランスによって助かっているようです。
他のサイトに載っている飼育例をみてもゴールデンゼブラシクリッドは対象の種類を問わず追いかけまわす性格のようですが,うちの水槽に限っては自分と拮抗している個体がいる場合は,弱い個体はあまり気にかけないようです。
序列は,ゴールデンゼブラボス > 残りのゴールデンゼブラ ≧ カエルレウスのボス > カエルレウス > カエルレウスの一番小さい奴
呼吸の速度も薬欲前に比べて安定しており,泳ぐ速度も以前はみせなかったような速さで流木や石を移動するようになり,体調は随分よくなったみたいです。
元気になったのはいいものの,ボスは移動中のイシマキガイを襲撃して落ちてひっくり返ったところを食べてます。貴重なコケとり職人が絶滅の危機。